1 趣旨・背景

 2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会(以下「推進委員会」という。)では、ハードレガシーとして、大阪パビリオンを有効活用できるよう、民間事業者による事業の可能性を調査し、今後の検討整理に活用することを目的として、民間事業者から幅広くご意見・ご提案をいただくため、マーケットサウンディングを実施します。

 推進委員会では、令和3月3月に策定した「2025年大阪・関西万博 出展参加基本構想」を踏まえ、2025年日本国際博覧会(以下「大阪・関西万博」という。)閉会後も後世に引き継ぐレガシーとして残していけるよう、ハード・ソフトの両面について具体的な検討を進めているところです。

 ついては、大阪・関西万博閉会後に大阪パビリオンの一部を残し、当該建物を含む土地約12,900平方メートルを対象に、当該建物の運営を含めた民間開発事業を想定し、具体的な事業内容について幅広くご提案いただくものです。

2 調査対象地の概要

  • 所在地:大阪市此花区夢洲内
  • 敷地面積:12,900平方メートル程度
  • 区域区分:市街化区域
  • 用途地域:商業地域
  • 建ぺい率:80パーセント
  • 容積率:400パーセント
  • 防火・準防火地域:準防火地域
  • 特別用途地域:国際観光地区

(注)調査対象地の東側に、大阪パビリオンの一部が存置されていることを前提とします。

(注)敷地及び大阪パビリオンの一部の位置については現時点での想定であり、令和3年度中に策定される出展基本計画により変更となる可能性があります。

3 大阪パビリオンの一部の概要

  • 建築面積:1,200平方メートル程度
  • 延べ床面積:2,400平方メートル程度
  • 構造:鉄骨造2階建
  • 階高:5メートル程度

(注)建築面積等は現時点での想定であり、令和3年度中に策定される出展基本計画により変更となる可能性があります。

4 参加対象者

  1. 大阪・関西万博閉会後、調査対象地において、開発事業を行う意向のある法人または法人グループ
  2. 大阪パビリオンの一部において、レガシー事業を行う意向のある法人及び法人グループ

 (注)大阪パビリオンは、「REBORN」をテーマとし、”「人」は生まれ変わる”、”新たな一歩を踏み出す”という意味を込めています。「健康」という観点から大阪が持つ強みを活かして、最先端の医療技術やライフサイエンス産業が創り出す近未来への期待を高め、さらには食や文化、観光などによる交流を促進するような展示・催事を行う予定です。

 (注)レガシー事業とは、大阪・関西万博閉会後も大阪パビリオンのテーマを引き継ぎ、かつ、有効活用できるよう、世界に発信された大阪における最先端の医療技術やライフサイエンス産業などの発展に期する事業を行うことであり、その可能性について検討しているところです。

5 事業提案を求める内容

 実施要領をご確認のうえ、以下についてご提案をお願いします。

  • 調査対象地において開発事業を行う意向のある法人または法人グループについては、当該用地を活用した開発事業内容等をご提案ください。
  • 大阪パビリオンの一部において、大阪パビリオンのテーマを引き継いだ事業を行う意向のある法人または法人グループについては、当該建物において行う事業内容等をご提案ください。

6 スケジュール

(1)実施要領の公表

令和3年7月1日(木曜日)

(2)質疑応答

受付:令和3年7月1日(木曜日)から7月14日(水曜日)午後5時まで

回答:令和3年7月21日(水曜日)頃

(注)マーケットサウンディングに関する質問は質問用紙(様式1)に記入の上、実施要領に記載の連絡先へメールにより提出してください。

(注)詳細については、実施要領をご覧ください。

(3)参加申込書兼提案書の受付

令和3年7月26日(月曜日)から7月30日(金曜日)午後5時まで

(注)マーケットサウンディングへの参加を希望する場合、参加申込書兼提案書(様式2)に記入の上、実施要領に記載の連絡先へメールにより提出してください。

(4)提案者との対話の実施

令和3年8月9日(月曜日)から8月20日(金曜日)までに実施予定(所要時間:1時間程度)

(注)個別に調整の上、実施日時及び実施場所を連絡します。

(5)実施結果の公表

 マーケットサウンディングの実施結果については、参加事業者の名称やアイデア及びノウハウの保護に配慮した上で、大阪市ホームページにて公表します。

 なお、公表時期については、令和3年9月上旬を予定しています。

7 連絡先

2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会

(事務局:大阪市経済戦略局国際博覧会推進室)

電話:06‐6615‐3759