2025年の「大阪・関西万博」を見据えた市内観光の拠点として、中心市街地の市有地(成瀬平馬家屋敷跡)に新しい施設を整備する計画を進めています

成瀬平馬家長屋門【市指定文化財】(整備対象地の入口)

 

成瀬平馬家長屋門(整備対象地の入口)

 

整備対象地(成瀬平馬家屋敷跡)

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(仮称)忍者体験施設整備事業実施方針改訂版(第3版)の公表について

事業の背景・目的

 本市は、伊賀流忍術発祥の地として、忍者を核とした観光プロモーションに取り組んできました。
 2015(平成27)年には、本市も参画する日本忍者協議会が設立され、2017(平成29)年4月28日には滋賀県甲賀市とともに「忍びの里 伊賀・甲賀 -リアル忍者を求めて-」の名称で日本遺産に認定されるなど、近年、忍者コンテンツは全国的なVJ・CJ戦略にも乗り、世界的な認知度を獲得しつつあります。

 伊賀は、甲賀とともに忍者発祥の地として全国に知られ、その代表格とされてきましたが、一方で、忍者をテーマとした観光振興を打ち出す地域も全国的に増加しており、本市が観光客に選ばれる観光地になるためには、マーケティング戦略やブランディング戦略に基づく、地域全体によるプロモーションによる他地域との差別化が必要となっています。

 今、求められているのは、地域に残る伊賀流忍者に関連した歴史文化資源を活かし、観光客から選ばれる観光地になることに加え、「伊賀=忍者」を観光戦略の入口とした市民のアイデンティティともなりえる観光まちづくりを共創することにより、市民の誇りを醸成し、まちの活力を高めることにあると考え、2019(令和元)年度に、新たな拠点施設の検討にあたり「忍者体験施設立地検討調査(以下「立地検討調査」という。)」を実施しました。

 その結論として、伊賀流忍者博物館との一体感を確保しつつ、多様かつ魅力的な忍者体験機能、まちめぐり拠点機能及び観光まちづくり拠点機能を有し、中心市街地におけるさらなる誘客増が図られ、観光振興を軸とした中心市街地の賑わい創出とともに、市内全域にも波及する観光誘客効果を生み出すよう、公民連携によるハード、ソフト両面でまちのブランド化につながる施設整備が必要となるという結論の下、2020(令和2)年度忍者体験施設整備事業として、本事業に取り組んでいます。

令和元年度 忍者体験施設立地検討状況報告書

関連情報

参考情報