『たてやま”まるごと”食のまちづくり』~官民連携による「食のまちづくり拠点施設」整備事業~

 館山市では、地域の豊富な食と人材を活用して、稲地区の旧公設地方卸売市場の予定地であった場所に「食のまちづくり拠点施設」の整備を目指しています。施設の整備及び運営に関しては、民間事業者の創意工夫やノウハウを活用した【官民連携事業】として実施することとし、令和3年2月に民間事業者の募集を開始する予定で進めています。また、財源として「前澤友作館山応援基金※」を活用する予定です。
 そこで、民間事業者へ広くこの事業実施を周知し、事業の進め方等に対する意見の収集等を目的として「食のまちづくり拠点施設」整備事業の実施方針を公表します。

※ 前澤友作館山応援基金
令和元年12月に前澤友作氏からふるさと納税で寄付された20億円を原資として、
前澤氏の意向を鑑みて、観光振興等を目的として創設された市の基金のことです。

整備予定地(稲274番地ほか)
 
(ライスセンター側から撮影)
 

「食のまちづくり拠点施設」整備事業実施方針の内容

  • 目的

 市の豊富な食資源を生かし、食の魅力を高め、農水産業をはじめ、商工業や観光産業など地域産業の振興に資するための拠点となる施設を整備するもの。地元産の農水産物を活用した物販・飲食・加工・体験等の地域振興施設に加え、トイレ、休憩、情報、駐車場の機能を持った、全国的にブランド力のある「道の駅」として施設を整備します。
 

  • コンセプト

 『 食のファー 
~ 食の魅力(生産・加工・流通販売・体験など)をライブ感あふれるコンテンツとして創り伝えること。 ~


 

  • 事業方式

 DBO方式(事業者が公共の資金で設計・建設から運営・維持管理まで包括的に行う)を予定。選定は公募型プロポーザル方式にて実施する予定。
 

  • 事業スケジュール(想定)

 令和3年2月頃   募集開始~業者選定
 令和3年度~4年度 施設整備
 令和5年度     完成
 

  • 場所

 住    所  : 館山市稲274番地 他
 用地面積 : 約2.2ha
 

  • 整備施設の概要

 道の駅機能(トイレ、休憩、情報、駐車場)、地域振興機能(物販、飲食、加工)を必須機能としますが、公募型プロポーザル方式により、民間事業者の創意工夫やアイデアが生かされた企画提案に基づき、具体的にどのような施設を整備するかを決定することになります。

イメージパース

(このイラストはイメージで、これに拘束されるものではありません。)
 

  • 実施方針のダウンロード

 実施方針はこちらからダウンロードできます。 
           ↓

 食のまちづくり拠点施設整備事業実施方針(PDF)
 

ジビエ加工処理施設 ~ 捕獲されたイノシシ等を食肉活用 ~

 食のまちづくりの一環として、「館山産ジビエ」のブランド化や食の魅力アップに向け、「前澤友作館山応援基金」を活用し、施設を整備します。
 ジビエの供給だけでなく、ハンターやジビエ加工技術者など担い手を育成する機能も持たせ、令和3年11月ごろの開業を目指し、令和5年度に開業する「食のまちづくり拠点施設」などへの安定供給やブランド化を図ります。