■調査目的

 町では、令和2年度に20年後の町の姿を見据え、町の公共サービスや公共施設のあり方を整理し、各施設の今後の方向性、対策の優先順位の考え方や対策内容、実施時期等を具体化した、「第1期能登町公共施設個別施設計画」(以下「個別施設計画」という。)を取りまとめました。
 また、平成28年度に策定した「能登町公共施設等総合管理計画」についても、個別施設計画を踏まえ、昨年度に改訂を行いました。
個別施設計画では、宿泊施設について、再編の方向性として、民間譲渡を含めた検討や施設の集約化等を検討することとなっています。
 全国的な課題である少子高齢化や公共施設の老朽化等を踏まえた行財政運営を行っていくうえにおいて、民間のアイデア、ノウハウ、資金等を効果的に活用する必要性が高まる中、町が所有する宿泊施設についても、利用の現状、施設維持に係る財政負担等を踏まえ、集約化や資産の譲渡等を含めた「今後の施設のあり方・方向性」を幅広く検討するために、事業発案段階において、民間事業者の「自由な発想」による意見を求めるものです

■サウンディング調査とは

 サウンディング調査(対話型市場調査)とは、公有地などの活用方法について、公募により民間事業者から広く意見や提案をいただく「対話」を通して、公有地等の不動産市場におけるポテンシャルや事業者の皆さんが参加しやすい公募の条件等を正確に把握するための調査です。

■サウンディング調査のながれ

 協力いただける民間事業者の皆様から、本取組についてのアイデアを書面にて提出していただきます。その後、提案されたアイデアを町において確認し、日程調整のうえ、個別対話を実施します。

■対象となる施設

 5つの宿泊施設(3つの温泉を含む)とコテージ6棟

 ○国民宿舎能登うしつ荘
 ○真脇ポーレポーレ 【「縄文真脇温泉1号源泉」を町が保有】
 ○国民宿舎能登やなぎだ荘(御前含む) 【「柳田温泉3号源泉」を町が保有】
 ○セミナーハウス山びこ 【「能登黒川温泉1号源泉」を町が保有】
 ○ラブロ恋路
 ○アストロコテージ (6棟)(ふれあいの里施設内)

■対話内容

 (1)上記の宿泊施設の市場性と可能性について
  ・想定される顧客ターゲット
  ・合宿需要への対応に必要な事項 など
 ※能登町は「テニスの町」として知られており、テニス合宿をはじめ合宿の需要が一定程度ある
 (2)事業譲渡の意向
  ・施設及び事業の引受の可能性と条件について
  ・源泉の所有・管理に関する考え方について
  ・既存施設廃止後の新規参入可能性について など
 (3)用途変更や業態転換等を含む活用策
  ・旅館からシェアホテルへの転換
  ・公共宿泊施設から高付加価値路線への転換 など

■サウンディング調査のポイント

 ○参加事業者の名称は非公表
 ○対話に要する費用は、事業者負担
 ○対話への参加実績は、公募時に優位性を持つものではない
 ○対話参加への対価、結果に対する報酬等の提供なし

施設の詳細な状況については、参加申込みされた民間事業者に別途データを提供します

別紙1:収入状況及び利用状況
別紙2:施設管理の状況(指定管理者業務仕様書)

スケジュール予定
日 程 内 容
令和4年10月12日(水) サウンディング調査の実施について公表【実施要領・対話項目の提示】
令和4年10月26日(水) サウンディング及び現地見学会参加申込(様式1)期限【事業者の公募】
令和4年10月28日(金) 現地見学会の開催
令和4年10月27日(木)~11月4日(金) 質問書(様式2)提出期間
令和4年11月10日(木) 質問への回答
令和4年11月16日(水) 提案概要書(様式3)の提出期限
令和4年11月18日(金)~25日(金) サウンディングの実施(民間事業者との対話)【対話はアイデアやノウハウを保護するため個別で実施】
令和4年12月下旬 サウンディングの実施結果概要の公表【アイデア及びノウハウ保護に配慮した上で公表】

お問い合わせ先

ふるさと振興課 

〒927-0492 石川県鳳珠郡能登町字宇出津ト字50番地1

電話番号:0768-62-8526

FAX番号:0768-62-8507

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