市営南蛇草住宅敷地のモノづくり企業用地活用に向けたサウンディング型市場調査を実施します

サウンディング型市場調査とは

サウンディング型市場調査とは、市有地等の活用検討の早い段階で、その活用方法について事業者の皆さんから広くご意見をいただく「対話」を通じて、市場性等を把握する調査のことです。この調査の利点として、市は事業の実現可能性や事業者の意向、活用に向けたアイデアなどを把握し、事業者がより参加しやすい公募条件を設定することができます。また、事業者についても、市の運営方針や考え方を事前に確認できるほか、事業者としての考え方を直接伝えることができるなどのメリットがあります。

サウンディング型市場調査の対象

市営南蛇草住宅の土地・建物(所在地:東大阪市渋川町一丁目66番3) 

調査の背景

サウンディングの対象となる市営南蛇草住宅敷地(以下、「当該地」という。)は、昭和28年に取得し市営住宅として管理運営してきました。しかし、老朽化などの課題があったことから、別の市営住宅に集約移転を行い、現在は閉鎖しています。市営南蛇草住宅については、平成31年3月に改定した本市公営住宅等長寿命化計画にて入居者の移転完了後に売却するとされていることから、本計画に基づき売却にむけ検討を行うこととしています。
検討にあたっては、行政内部だけで活用方法や公募条件を設定するのではなく、早い段階で活用意向、アイデアのある民間事業者との対話をすることで市場性などを把握するため、サウンディングを実施するものです。

調査の目的

本市は、交通の利便性が高いことなどを背景に約49万人の市民が生活する一方、モノづくり基盤産業を中心に多種多様な製造業が集積する工業都市としても知られています。このような中、本市では、市民の良好な住環境とモノづくり企業の操業環境を保全・創出するため、平成25年4月に東大阪市住工共生のまちづくり条例を施行し、住工共生のまちづくりを総合的に推進するためさまざまな取組みを実施しています。また、条例ではモノづくり企業の集積維持するため、モノづくり推進地域(注1)を指定しています。今回、モノづくり推進地域内にある当該地について、モノづくり企業用地としての市場性を把握するため、サウンディングを実施するものです。

(注1)モノづくり推進地域とは、本市の工業地域全域と準工業地域の約91%が指定されており、当該地域では住宅建築の際などに一定のルールが定められています。

サウンディング型市場調査の対象事業

  • 総務省日本標準産業分類における別表1業種別分類表の大分類が製造業に該当する事業者が、自ら工場として操業する施設を整備する事業
  • 工業製品の企画設計・研究開発拠点としての施設を整備する事業

サウンディングのスケジュール

スケジュール

日程

内容

令和4年4月27日水曜日

実施要領の公表

令和4年4月28日木曜日から

令和4年5月9日月曜日正午まで

現地見学会募集申込締切

令和4年5月10日火曜日

現地見学会

令和4年5月12日木曜日17時30分まで

質問受付締切

令和4年5月17日火曜日

質問回答

令和4年5月17日火曜日から

令和4年5月19日木曜日正午まで

サウンディングへの参加申込受付期間

(エントリーシート提出期限)

令和4年5月20日金曜日

サウンディング実施日時及び場所の連絡

令和4年5月26日木曜日17時30分まで

事前ヒアリングシート提出締切

令和4年5月30日月曜日から5月31日火曜日

サウンディングの実施

令和4年6月以降

調査結果概要の公表

サウンディング型市場調査の対象者

サウンディング型市場調査に参加できる者は、以下の「サウンディング型市場調査の対象事業」に該当する事業の実施主体となる意向を有する法人または法人のグループとします。

サウンディング型市場調査の対象事業

  • 総務省日本標準産業分類における別表1業種別分類表の大分類が製造業に該当する事業者が、自ら工場として操業する施設を整備する事業
  • 工業製品の企画設計・研究開発拠点としての施設を整備する事業

※その他、詳細については実施要領をご覧ください。

実施要領、様式、参考資料

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