調査の目的
市が整備を進めている中央公園について、整備未了の第3工区を活用し、復元中の多賀城南門と一体になった公園の活用・魅力向上を図るため、周辺施設などを含めた観光振興や地域活性化に寄与し、かつ、公園の利便性や快適性を高める公園施設(飲食機能の提供を含む)を整備したいと考えています。
飲食施設などの設置に当たっては、公園の個性を引き出し持続性のある公園運営の実現に向けて、民間事業者の有するビジネス的な視点および柔軟なアイデアを取り入れるため、都市公園法に基づく「公募設置管理制度(Park-PFI)」の活用を中心に検討しています。
今回の調査は、現時点での市の考えや方針などを周知し、それに対する民間事業者が考える中央公園の市場性の有無、参入可能な収益施設の業態およびアイデア、参入しやすい条件などを広く意見聴取することで、今後の事業化や事業者公募条件などの検討に活かすことを目的としています。
サウンディング型市場調査とは
事業発案段階や事業化検討段階において、事業内容や事業スキームなどに関して、民間事業者との対話によりさまざまなアイデアや意見などを把握する調査手法のことです。
事業検討の早い段階に実施することで、行政側は事業の実現可能性、市場として参入しやすい条件、活用に向けたアイデアなどを早期に把握し、事業の検討に活かすことができます。一方、民間事業者側は行政の方針や考え方を事前に確認できるほか、民間事業者としての考え方を直接伝えることができるなどの利点があり、当該事業への民間事業者の参入意欲が高まることが期待されています。
公募設置管理制度(Park-PFI)とは
都市公園において飲食店、売店などの公園施設(公募対象公園施設)の設置または管理を行う民間事業者を公募により選定する手続きです。
事業者が設置する施設から得られる収益を公園整備に還元することを条件に、事業者には都市公園法の特例措置がインセンティブとして適用されます。
詳しくは、「都市公園における官民連携の推進(出典:国土交通省)」(PDF:1,189KB)をご覧ください。
調査の概要
詳細は、実施要領で必ず確認してください。
調査概要・申込方法
対話期間 | 令和4年2月21日(月曜日)~令和4年3月4日(金曜日) |
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場所 | 多賀城市役所の会議室 |
対象者 | 宮城県内に本社・支店・営業所などを置き、自ら施設整備あるいは運営の実施が可能な法人または法人のグループなど |
申込方法 |
参加申込書を電子メールで建設部道路公園課へお送りください。 送付先:doro@city.tagajo.miyagi.jp 件名は「【会社名】中央公園サウンディング申込」としてください。 |
申込期間 | 令和4年1月17日(月曜日)~令和4年2月10日(木曜日) |
備考 | 日時や場所の詳細については、申込みいただき次第に順次ご連絡します。 |
対話の主な内容
- 中央公園に対する評価
- Park-PFIによる第3工区への市場参入余地
- 中央公園の魅力アップに資する施設
- 公園管理への関わりの程度
- 地域への貢献と関わり方
- 事業期間の大まかな想定
- 新しい生活様式、ICT(情報通信技術)を活用したサービス向上に資する工夫
- 市内事業者の活用
- その他、事業実施にあたって市へ期待する支援や配慮してほしい事項など
実施要領