中之島GATEターミナル整備に関するサウンディング型市場調査
1 調査の趣旨・目的
大阪はかつて「水の都」と呼ばれ、水運に支えられて経済・文化の中心として発展してきましたが、モータリゼーションの発達等により、水都としての輝きが失われつつありました。2001年、「水都大阪の再生」が国の都市再生プロジェクトに採択されたことを契機に、都心部をロの字の河川が囲む「水の回廊」という特徴を活かし、「水都大阪」を都市魅力創造の核とした取り組みを官民連携で進めてきました。その結果、都心部の河川に遊歩道や船着場の整備が進み、橋梁や護岸などにライトアップが施され、それらを活かしたクルーズや規制緩和を活用した水辺の民間ビジネスが生まれるなど、大阪はトップランナーとして、常にわが国の水都づくりをけん引し、さらなる都市ブランド向上に向けて取り組んできたところです。
中之島GATEエリア※1は、2025大阪・関西万博の会場となる夢洲やUSJ、海遊館があるベイエリアと大阪の都心部との中間に位置し、海と川の結節点として、ベイエリア、瀬戸内海などから大阪の都心部「水の回廊」へつながる玄関口であり、潜在的な魅力を秘めるエリアと考えられ、これまで飲食を中心とした社会実験や集客イベントなど、さまざまな取り組みが行われてきました。
そのような中、大阪府・大阪市共同で、中之島GATEエリア(サウスピア※2)が、海と川を結ぶ船の乗換ターミナル機能を有する水辺のにぎわい拠点となるよう検討を進めており、今回のサウンディング型市場調査(以下、「本調査」という。)においては、民間事業者の皆様から、海船と川船の乗換ターミナルやにぎわい施設の整備、活用エリアの範囲及び事業者公募への参入の意向などをお聞きするとともに、市場性を確保するためのアイデア等をいただきたいと考えております。
本調査でいただいた提案・意見を踏まえ、河川管理者等の関係機関と調整した上で、乗換ターミナルやにぎわい拠点の施設整備等を担う民間事業者の公募に向けて、条件等を整理していく予定です。
※1 「中之島GATEエリア」は、中之島西端に位置するエリアの通称です。
※2 「サウスピア」は、中之島GATEエリアのうち、安治川左岸(大阪市西区)に位置するエリアの通称です。
実施要領 [Wordファイル/640KB] 実施要領 [PDFファイル/1.27MB]
2 調査概要(実施要領より)
(1)対象エリア
本調査の対象エリアは、中之島GATEエリア(サウスピア)とします。
(2)調査期間
令和3年7月30日(金曜日)から令和3年9月10日(金曜日)まで
(3)調査対象者
中之島GATEエリア(サウスピア)の整備、維持管理及び運営において、実施主体となる意向を有する法人又は法人のグループ
(4)対話の項目
本調査においては、本事業の内容に関するアイデア・可能性、費用負担の条件などの事業条件の妥当性などを主な議題とし、概ね以下の項目について確認させていただきます。
- 事業方針・内容について
- 事業の採算性について
- 事業スケジュール及び今後の進め方について
- 事業への参入意向について
- 事業の実現に向けたアイデア、必要な条件について
- 新型コロナウイルス感染症の本事業への影響について
- その他、本事業実施に際しての府への要望内容について
様式・参考資料
様式集 [Wordファイル/30KB] 様式集 [PDFファイル/618KB]
(5)問合せ先
連絡先 大阪府 府民文化部 都市魅力創造局
魅力づくり推進課 水と光のまち・にぎわいの森推進グループ
所在地 大阪市住之江区南港北1-14-16 大阪府咲洲庁舎37階
電話 06-6210-9332(直通)
電子メール toshimiryoku-g04@sbox.pref.osaka.lg.jp
このページの作成所属
府民文化部 都市魅力創造局魅力づくり推進課 水と光のまち・にぎわいの森推進グループ