自転車等駐車場及び駐車場の機能強化に向けた基盤整備検討調査業務委託について、次のとおり企画提案書等の提出を招請します。

令和3年7月12日
高松市長 大西 秀人

1.提案公募の目的

本市では、本格的な人口減少社会の到来を見据え、「コンパクト・プラス・ネットワーク」の考えの下、将来にわたり、持続可能な公共交通ネットワークを構築していく観点から、公共交通体系全般の再構築を推進しており、一次交通とつながる二次交通においても需要に応じた供給の適正化を図ることとしている。本市の気候風土に適した交通手段である自転車については、多くの市民に日常的に利用されるとともに、観光に訪れた人の移動手段にも活用されているが、時代のニーズに即した更なる利便性の向上が求められている。また、過度に自動車に依存しない交通体系の推進において、中心部への自動車流入規制の実現に向けた駐車場の適正な規模の配置や、駐車場情報のデジタル化による新たなソリューションの導入など、自動車・自転車等と公共交通の連携が重要であると考えている。
本業務は、このような視点を念頭に、平成24年に策定した「自転車等駐車対策総合計画」及び「駐車対策基本計画」以降の変更要素(総合都市交通計画の改定、自転車活用推進計画の策定等)を踏まえ、各計画を見直すために必要な需要調査や現状の課題整理等を行い、新しい生活様式における駐車対策の方針を取りまとめる。
また、市営駐車場に関しては、当該調査に基づき駐車場施設の再整備や一部用途転用、また、転用施設の管理運営手法について、PPP/PFIの導入可能性検討を行う。
※自転車等とは

「高松市自転車等の適正な利用に関する条例」に規定する自転車及び原動機付自転車をいう。

2.業務概要

(1)業務名:自転車等駐車場及び駐車場の機能強化に向けた基盤整備検討調査業務委託
(2)業務内容:自転車等駐車場及び駐車場の機能強化に向けた基盤整備検討調査業務委託仕様書のとおり
(3)履行期限:令和4年3月22日

3.参加資格

企画提案者として必要な参加資格は次のとおりとする。
(1)本提案公募への参加表明書提出日現在、高松市の令和3・4年度の測量・建設コンサルタント業務等競争入札参加資格者名簿(土木関係建設コンサルタント)に登載されている市内企業又は準市内企業(市内企業及び準市内企業の定義は、高松市公募型指名競争入札実施マニュアル運用基準による。)であること。
(2)過去15年以内に元請として国又は地方公共団体等の公的機関が発注する交通計画に関する調査等で、契約金額1,030万円以上の履行実績を有すること。
〔契約金額(設計変更は変更後契約金額)は、消費税及び地方消費税を含まない。〕
(3)仕様書で示す管理技術者等を配置できること。
(4)参加表明書提出期限日から契約締結日までの間に、高松市指名停止等措置要綱(平成24年高松市告示第403号)に基づく指名停止期間中でないこと。
(5)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項各号のいずれにも該当していないこと。

4.手続等

(1)発注課

高松市都市整備局交通政策課
※連絡先等は本ページ下部に記載のとおり

(2)提案公募関係資料の交付

ア.交付資料
(ア)提案公募要領
(イ)仕様書
(ウ)申請関係様式
・参加表明書(様式第1号)
・実績調書(様式第2号)
・見積書(様式第3号)
・質問及び回答書(様式第4号)
(エ)参考資料
・第6次高松市総合計画
・高松市都市計画マスタープラン
・高松市総合都市交通計画
・中心市街地活性化基本計画
・多核連携型コンパクト・エコシティ推進計画
・自転車活用推進計画
イ.交付期間
令和3年7月12日(月曜日)から同年8月5日(木曜日)まで
ウ.交付方法
本ページ「5.資料のダウンロード」からのダウンロードによる。

(3)参加表明書提出の期間、場所及び方法

提出期間:令和3年7月12日(月曜日)から同月16日(金曜日)正午まで
提出場所及び方法:発注課にFAX又は直接持参
提出部数:1部

(4)企画提案書提出の期間、場所及び方法

提出期間:令和3年7月29日(木曜日)から同年8月5日(木曜日)午後4時30分まで
提出場所及び方法:発注課に直接持参
提出部数:9部(正本1部、副本8部)

(5)ヒアリング

ヒアリングの日時・場所は、企画提案者の選定通知において連絡する。

5.資料のダウンロード

6.審査基準

次の審査基準に基づき企画提案内容を評価し、評定点が最も高い企画提案書の提案者を特定者とする。

審査項目 配点 審査事項
1.業務実施体制、調査実施スケジュール 10点

・業務遂行能力があるか。
・適切な業務実施体制となっているか。
・実施スケジュールは適切か。

2.業務の実績

5点

・類似業務の実績があり、企画力、専門性、独創性を生かした成果となっているか。
3.業務の理解度 10点 ・業務の目的、内容について十分に理解しているか。
4.現況調査 5点 ・業務の基礎資料となるデータを、十分に調査・分析できる内容となっているか。
5.提案の具体性 25点 ・提案内容は、妥当かつ具体的なものであるか。
6.提案の独創性 15点 ・提案内容は、既往の手法と比較して、独自性があり、かつ斬新なものとなっているか。
7.提案の発展性 25点 ・提案内容は、今後の施策立案、事業実施において発展性、将来性が見込める有用なものとなっているか。
8.見積金額 5点 ・提案内容と比較して、妥当な見積額であるか。
合計 100点  

7.その他

詳細は「自転車等駐車場及び駐車場の機能強化に向けた基盤整備検討調査業務委託提案公募要領」による。