武雄市では、豊かな自然を持つ武雄温泉保養村について、新型コロナウイルスの影響による観光ニーズの変化に対応した利活用方法を検討するため、サウンディング型市場調査を実施し、当該土地活用に関する民間事業者のアイデアを広く募集します。

調査の背景

 武雄市では、昭和43年の池ノ内保養村内の泉源開発を始めとして、道路、水道、電気設備等の整備、宿泊施設等の誘致を進め、武雄市文化会館と白岩運動公園を含めた保養、学習、運動の理念により、観光客や市民が家族ぐるみで、くつろぐことができる西九州の保養の拠点として武雄温泉保養村の整備事業を行ってきました。

 しかしながら、昨今の新型コロナウイルスを取り巻く情勢により、観光客や施設利用者は減少傾向にあり、また密集を回避するために少人数や屋外の活動などに注目が集まるなど観光ニーズにも変化が生じてきています。

調査の目的

 恵まれた自然環境にある保養村の資源を活用し、新しい時代の観光ニーズへ対応するため、令和3年度の事業で武雄温泉保養村キャンプ場等整備に関する企画、提案業務を公募する予定としており、その構想初期段階において民間活力を積極的に活用し、さらなる魅力や利便性の向上を図るため、サウンディングを実施します。

 本事業は、PPP/PFI導入による賑わいの創出と既存の施設を活かした管理運営について、市場性の有無や利活用の可能性を調査します。

 この調査・検討の中で、民間事業者の意向調査やヒアリング等を行い、民間事業者が持つノウハウと創意工夫を当事業に反映し、施設の効率的な利活用及び維持管理運営の実現性向上につなげます。

調査対象施設

名 称  武雄温泉保養村

所在地  武雄市武雄町大字永島16355番地 他

敷地面積 約1,000,000㎡(100ha)

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調査方法

  • 1事業者60分程度を目安に対話を実施します。
  • 参加事業者のアイデア及びノウハウの保護のため個別に実施します。
  • サウンディング当日は特に資料提出は求めませんが、説明のために必要がある場合は、電子メールによるデータ提出、または市提出分を6部ご準備ください。なお、資料は返却いたしません。
  • WEB会議システムを利用し、リモートによる対応も可能とします。

対話内容

以下の項目について、ご意見・ご提案をお聞かせください。(一部項目でも可)

  1. 保養村キャンプ場等整備に関する事業内容・企画提案・コンセプト
  2. 民間事業者視点での市場性
  3. 施設等の整備・維持管理・更新等に係る民間ノウハウの活用
  4. 事業方式・運営方法
  5. アフターコロナを見据えた企画提案
  6. SDGs、環境に配慮した取組み
  7. 六角川洪水調整池整備後の活用イメージ
  8. 上記提案を採用した場合の実現への要望・条件・課題等(費用、事業期間等)

対象者

提案事業の公募(プロポーザル)を実施する際に参加を検討される法人又は法人のグループ

スケジュール

サウンディングの参加受付 令和3年5月21日(金)~ 6月18日(金)
現地見学受付(希望者のみ) 令和3年5月21日(金)~ 6月 2日(水)
質問受付・回答 令和3年5月21日(金)~ 6月 2日(水)
現地見学会実施 令和3年6月 7日(月)~ 6月 9日(水)
サウンディングの実施日等の連絡 令和3年6月21日(月)~ 6月23日(水)
サウンディングの実施日 令和3年6月28日(月)~ 7月 2日(金)予定
実施結果概要の公表 令和3年7月中旬予定

実施結果概要の公表

  • サウンディングの実施結果の概要について、本市ホームページでの公表を予定しています。
  • 参加事業者の名称は公表しません。参加事業者のノウハウに配慮し、対話内容の詳細は公表しません。

留意事項

  1. 今回のサウンディングは、武雄温泉保養村キャンプ場等整備を検討するための予備調査であり、事業内容や事業者を決定するものではありません。そのため、その後の事業公募の内容が、サウンディングで提案された内容を強く反映された内容であっても、当該提案を行った事業者が選定されるとは限りません。
  2. サウンディングへの参加実績は、今後事業者公募が行われた際に、一定の評価を加えます。
  3. 双方の発言は、あくまでもサウンディング時点での想定のものとし、何らの約束をするものではありません。
  4. サウンディングへの参加に要する費用は、参加事業者の負担とします。

実施要領・様式・資料

提出先・問合せ

武雄市 商工観光課

TEL:0954-23-9237

FAX:0954-23-3816

Mail:syoukoukankou@city.takeo.lg.jp