【調査の目的】
雲仙市では、市民の健康、福祉の増進を目指すとともに、広域的な交流を促進し、地域の活性化に寄与することを目的に、温泉施設、福祉施設、体育施設、宿泊施設等を集約した「雲仙市みずほすこやかランド(以下、「すこやかランド」という。)」を設置し、市民だけでなく、多くの皆様に利用いただいています。
しかし、近年では、少子高齢化や人口減少、類似施設が近隣に複数存在するなど、施設を取り巻く環境も大きく変化していることもあり、利用者数は年々減少傾向にあります。
また、グラウンドゴルフ場以外の施設においては、建築から20年以上が経過していることから、施設の老朽化も進んでおり、今後はこれまで以上の修理費等の増加が見込まれます。特に、敷地内の温泉施設である「みずほ温泉千年の湯」につきましては費用がかさんでおり、運営改善に向け、検討を重ねてまいりましたが、有効な手法を見出すことができておりません。
そこで、「みずほ温泉千年の湯」を含む、すこやかランド全体での利活用を検討することで、「みずほ温泉千年の湯」を活かすことができるのではないかと考え、「サウンディング型市場調査」を実施いたします。サウンディングにおいては、すこやかランドの現状を理解していただいた上で、民間事業者の皆様のアイディアや意見を広く募集し、民間事業者の皆様との対話により、今後の利活用方法を模索してまいりたいと考えております。
なお、本サウンディングは、市場性の把握及び事業展開の可能性を探り、本市において今後策定予定である公募要領の条件等に役立てることを目的としております。
【サウンディングに関する詳細】
別添「01_雲仙市みずほすこやかランド サウンディング型市場調査実施要領」をご確認ください。
【調査対象施設】
雲仙市みずほすこやかランド(8施設)
①みずほ温泉千年の湯(温泉施設)
②瑞穂ヘルシー会館(福祉施設)
③ふれあい会館(宿泊施設)
④ふれあい広場(文化交流施設)
⑤多目的グラウンド(体育施設)
⑥テニスコート(体育施設)
⑦グラウンドゴルフ場(体育施設)
⑧ふれあいプール(体育施設)
(※各施設の詳細については、別添「02_対象施設概要(8施設)」をご覧ください。)
【雲仙市の基本的な考え方】
すこやかランドの利活用については、みずほ温泉千年の湯を『温泉施設』として継続的な運営を行っていただくことを前提とした、民間活力の導入を検討しています。
また、本市の基準に基づき、施設の利用料を減免している団体については、引き続き減免対象とするよう考えています。
なお、ふれあいプールについては、暖房設備を設置することで年中営業できるよう検討しています。
このような点を踏まえ、本市では、みずほ温泉千年の湯とすこやかランド内の各施設を活用した事業展開の可能性や周辺の環境と調和に配慮した地域に貢献できる活用のアイディアを求めています。
【説明会及び現地見学会】
令和3年4月14日(水)
(※時間や場所については、申込者へ別途連絡します。)
参加希望の場合、別添「06_説明会及び現地見学会申込」を令和3年3月26日(金)までに実施要領に記載のメールアドレスへお送りください。
事前の質問がある場合、別添「07_質問書」をご提出ください。
【サウンディングの実施】
令和3年5月31日(月)から6月4日(金)の間
(※時間や場所については、申込者へ別途連絡します。)
参加希望の場合、別添「08_エントリーシート」を令和3年4月28日(水)までに実施要領に記載のメールアドレスへお送りください。
【留意事項】
①参加及び対話内容の取り扱い
サウンディングへの参加実績は、事業者公募の際に優位性を持つものではありません(インセンティブの付与は行いません)。この調査で把握した民間事業者による活用の可能性は、今後の検討を役立てていく予定です。ただし、参加事業者から意見が提出された場合であっても、民間活用の可能性が期待できない調査結果となった場合は、事業者公募を行わず、公共利用などの検討を行う場合があります。
また、対話における双方の発言とも、あくまで対話時点での想定のものとし、何ら約束するものではないことをご理解ください。
②費用負担
サウンディングへの参加に要する費用(書類作成、説明会・現地見学会・対話への参加費用等)は参加事業者の負担としますので、ご了承ください。
③追加対話への協力
必要に応じて追加対話(文書照会を含む。)を行うことがあります。その際はご協力をお願いします。
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