現在、大館市(以下「市」という)は、市内で発生する一般廃棄物を、PFI法に基づいて、民間事業者が所有し運営する大館クリーンセンターで処理しています。本施設は稼働開始から14年以上が経過しており、各設備の老朽化が進行していることにより、今後も市の一般廃棄物の適切な処理を継続するため、基幹的設備改良工事を実施し、より一層の運営の効率化を図ります。

 大館クリーンセンター基幹的設備改良工事・運営事業の実施については、市が自ら実施する場合に比べ、PFI事業(BOO方式)で実施することで、事業期間中の市の財政負担額が約8%程度削減されることが期待されます。また、事業者となる民間企業が、技術力、経営能力等を活かした施設整備および運営を一貫して行うため、事業の合理化や効率化が図られ、公共サービスである一般廃棄物処理事業の水準の向上を期待することができます。

 以上のことから、本事業をPFI事業として実施することが適切であると認め、特定事業として選定したことを公表します。

 

▼特定事業の選定に関する客観的な評価結果について【PDF 172KB】

 

※特定事業の選定とは、公表した実施方針に対する民間企業からの意見等を踏まえ、PFI法第11条第1項に基づき客観的な評価を行い、対象事業にPFI手法を導入することが適切であると認められた場合、同法第7条に基づく「特定事業」として対象事業を実施することを正式に決定し、公表するものです。