当該市有地の利活用について、市の財政負担の軽減を図りつつ、地域に愛される施設の設置を目指し、市場性の有無や公募事業の成立の可否についての判断、あるいは様々な可能性を把握することを目的に、民間事業者との「対話」により、土地の活用のアイデアを調査する「公民連携によるサウンディング型市場調査」を実施するものです。
1 サウンディングへの参加事業者の募集
対象となる吉祥寺東町一丁目市有地の土地等に関する基本的な情報や、サウンディングの流れ等を示した実施要領を公表し、サウンディングへの参加事業者を募ります。詳細は、添付の募集実施要領をご覧ください。
2 調査の対象
所在地 | 武蔵野市吉祥寺東町1丁目12番地 |
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敷地面積 | 654.87平方メートル(道路後退分含む) |
都市計画区域 |
第1種低層住居専用地域(建蔽率50%・容積率100%)・準防火地域 |
その他 |
現況道路幅員3.64メートル(建築基準法第42条第2項に規定する道路)、道路後退あり 周辺の交通規制あり |
3 サウンディングのスケジュール
平成31年1月15日 | サウンディング型市場調査実施の公表 |
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~2月8日 | サウンディングの参加受付 |
~2月15日 | 実施日時及び場所の連絡 |
3月1日~8日 | サウンディングの実施 |
3月下旬 | 実施結果概要(案)の確認 |
4月1日 | 実施結果概要の公表 |
4 サウンディングでの対話内容
市有地がある吉祥寺東町は福祉施設(高齢者・障害者・健康・医療等)空白地域であり、福祉施設は長年望まれています。また、より地域に愛される施設とするため、福祉サービスに加え、新たな機能を付加し、当該市有地の有効活用を図るとともに、周辺の環境との調和に配慮し、地域に貢献できる活用のアイデアを求めています。
事業アイデアには、以下の可能性も含めて、提案をお願いします。
(1)福祉サービスによる地域への貢献
(2)多世代の人々が集い交流できる地域への貢献
(3)地域住民ニーズや地域課題への対応
(4)その他
なお、市が土地を所有いたしますが、その他の事業方式(建物の所有形態、管理・運営方法等)はあらかじめ定めていませんので、自由に提案してください。
対話の際、市から以下の事項を共通項目としてお聞きします。
(1)活用アイデアの概要(コンセプト、活用イメージ、福祉目的、地域貢献、事業方式(定期借地権、賃貸借、その他)、アイデア実現への条件、課題)
(2)地域住民と行っているワークショップにおける活用アイデアの実現可能性
5 サウンディングの効果
(1)活用の早い段階で、事業実施主体となる意向を有する民間事業者の「土地の活用の可能性」を調査することで、活用方法について幅広い検討が可能となります。
(2)地域の状況や行政課題を提示して「対話」をすることで、課題の解決に向け、民間事業者のノウハウを生かした活用案の検討が可能になります。
(3)民間事業者にとっては、対話を通じて自らのノウハウと創意工夫を一定程度公募内容に反映される可能性があると同時に、事業者公募段階で本市の意図を十分に理解した事業提案が可能になります。