【岐阜市】旧いとう旅館の活用に関するサウンディング型市場調査の実施

サウンディング型市場調査とは

　サウンディング型市場調査とは、市有地等の利活用の検討に際し、民間事業者から広く意見、提案を求める市場調査で、検討の早い段階での民間事業者との対話を通じ、利活用の方向性、市場性の有無、市場性の確保に向けたアイデアを得ることにより、検討の幅を広げるものです。

取り組みの趣旨

　本市の主要な観光エリアに所在する「旧いとう旅館」は、“岐阜市の歴史あるまちづくりに活かしてもらいたい”との前所有者からの遺言により、平成27年12月に寄附採納した土地・建物です。　
　寄附を受けるにあたり、当該物件の活用方法について、庁内で検討したところ、街並や景観保全に有用であることや、観光に活かせる可能性が大きいとの考えのもと、
・岐阜市の観光に資すること
・周辺の公共施設と重複しないこと
・周辺の民間事業を圧迫しないこと
を活用コンセプトに掲げ、平成28年5月と10月に、産業振興や観光振興施策等の意見交換を行う岐阜市産業創造会議において、有識者の方々に意見をいただくとともに、同年11月から1ヵ月間、市民からの意見募集を行い、活用の方向性について概ね同意をいただきました。
　しかし、平成29年度に、当該物件の詳細構造の把握・現況図作成のための現況調査及び安全性を把握するための耐震診断業務を実施した結果、一定の耐震化を図るにあたり多額の費用が必要と考えられることから、改めて、民間活力の活用、観光に資する施設形態の検討を行いたいと考えています。
　そこで、新たな視点を含めた今後の活用方法の検討について、活用意向・アイデアのある民間事業者と対話（＝サウンディング）を行うことを目的にサウンディング型市場調査を実施します。

サウンディング型市場調査の実施について

○実施スケジュール

○対話の参加受付
　参加を希望する場合は、下記掲載のエントリーシートに必要事項を記入の上、平成30年12月12日（水）から平成31年1月18日（金）までに持参、郵送、ＦＡＸ、Eメールのいずれかでで送付してください。
※説明会・現地見学会の参加受付は、平成30年12月28日（金）まで

○対話の実施
・平成31年1月28日（月）から2月1日（金）の期間で対話を実施します。 
・対話時間の目安は、1事業者あたり30分程度です。
・対話者のノウハウを保護するため、対話は個別に行います。
・資料の作成は必須ではありませんが、説明のために用意する場合は、市提出分として3部ご準備ください。

実施要領、様式等

実施要領
旧いとう旅館について
【様式1】事前説明会及び現地見学会参加申込書
【様式2】エントリーシート

参加にあたってご留意頂きたいこと

・サウンディング参加に要する費用（交通費、通信費、資料作成費用等）は、参加者の負担となります。
・サウンディング参加実績は、将来の公募・公売等における直接の評価対象とはなりません。
・サウンディングの実施は、必ずしも当該物件に係わる事業者の公募・公売等の実施を約束するものではありません。