背景鹿沼市では、将来的にわたって市民に対する行政サービスの維持向上を図る管理手法として、経営的な視点を導入し、市有施設の総合的な管理を推進しています。
効果的な施設の整備や管理をするためには、行政だけでなく、地域や企業の協力を得ることで、より市民のニーズにあった施設の整備や運営を行うことができることから、本市では、施設の見直しを行う場合、地域住民や企業などの民間の持つスキルやノウハウを活かすことができないか、民間活力導入の検討を行うこととしております。
本調査は、このような考え方に基づいて実施するものです。

 

 

〇目的

今回調査の対象である、台東区あわ野山荘は、台東区が社会教育施設として開設し、台東区民や台東区で勤務する者及び鹿沼市民が利用してきましたが、社会情勢の変化を考慮し、台東区から本市に施設の譲渡の提案がありました。
それを受けて本市では、前日光地域の魅力向上のために平成31年度から観光施設として活用することが決定しています。
前日光地域には、四季折々の自然を感じることができる高原や、田舎の原風景、アユ釣りや川遊びで賑わう清流など自然的な資源が豊富であることや、日光開山の祖勝道上人が修業をした地でもあり、文化的な資源も豊富にあります。
また、隣接する温泉施設は、その立地から秘湯と呼ばれ、泉質の良さからも人気を集めております。
この地域の拠点となる施設を目指し、本施設の活用方法のアイデアを募集することとしました。

また、市場性を確認するだけでなく、有益かつ実現性の高いアイデアが出された場合、鹿沼市公共施設民間提案制度に基づき、事業化に向けた具体的な検討を行います。
アイデア以外にも、まずは施設の状況を知りたい、室内を見てみたい、などのご相談も本調査で対応しますので、たくさんの参加をお待ちしています。

施設や申込方法等の詳細については、次の実施要領をご覧ください。

pdf台東区あわ野山荘の利活用に関するサウンディング型市場調査実施要領(pdf 943 KB)
docx別紙エントリーシート(docx 22 KB)
 

 

〇サウンディング型市場調査とは...

事業内容や公募条件等を決定する前段階で、行政と民間が上下関係なく『対話』を行い、効率的な施設の整備や運営のための条件整理を行うものです。
行政としては、民間目線による施設運営の具体的な検討が可能となり、民間事業者にとっても、事業者としての意向・要望を事前に伝え、参入しやすい環境・条件にできる利点があることから、全国の自治体で実施されている調査手法です。
 

実施スケジュール

〇参加事業者説明会兼現場見学会

・日時:平成30年8月2日(木曜日)・8日(水曜日)の午前11時から(1時間半程度)
・場所:台東区あわ野山荘
・申込方法:7月27日(金曜日)午後5時までに電話または電子メールにて申込ください。

※JR鹿沼駅、東武新鹿沼駅へ送迎バスを希望される方は申込時にお伝えください。
※説明会・見学会に参加されない場合でも、調査への申込は可能です。

〇サウンディング調査の実施

・実施期間:平成30年8月29日(水曜日)から9月7日(金曜日)午前9時から午後4時まで
・場所:鹿沼市役所本館
・申込方法:8月15日(水曜日)午後5時までにエントリーシートを観光交流課へご提出ください。

※実施期間中の希望する時間帯(1時間程度)をご記載ください。
※日程調整し、8月下旬までに詳しい日程と場所を連絡します。
※特に資料は求めませんが、必要と判断された場合は、4部を目安にご持参ください。

〇結果の公表

・公表時期:平成30年9月下旬ごろ
調査の実施結果は、概要を本市ホームページで公表します。
公表にあたっては、知的財産保護等を考慮し、事前に参加事業者へ内容確認を行います。