足洗老人福祉センターは、昭和５４年の開館以来、温泉資源を活用した老人福祉施設として、市内の多くの高齢者に親しまれてきましたが、近年は、施設・設備の老朽化等に伴い、利用者数は減少傾向にあります。
　射水市では、対話（サウンディング）型市場調査の結果を踏まえ、市負担による既存建物等の解体を前提とした上で、温泉資源等を活用して新たな施設を整備し、継続的に事業を展開できる事業者を広く公募します（公募型プロポーザル方式）。

１　公募の概要

　(1) 事業名及び所在地
　　　事業名：射水市足洗老人福祉センター跡地及び温泉資源活用事業
　　　所在地：射水市足洗新町一丁目５番地　ほか

　(2) 活用事業の目的
　　　温泉資源の活用について民間事業者ならではのアイディアやノウハウを導入し、現在の利用者を含む老若男女が集える地域に開かれた場として、対象物件が有効活用されることを目的とします。

　(3) 地域貢献
　　　老若男女が集える地域に開かれた施設となるよう、温泉資源を活用した浴場及び交流スペースを設置し、両機能については必ず一般開放してください。このほか、事業の継続性の観点から、地域と良好な関係を築いていくための工夫や地域課題の解決につながる取組など、地域貢献のための機能・取組を提案してください。

　※　詳しくは、公募要項を必ずご確認ください。

２　対象物件の概要

　　①足洗老人福祉センター跡地、②源泉敷地及び③源泉供給設備を売却対象物件としますが、同センター跡地の狭隘性を解消するとともに、エリアとしての魅力を高める観点から、①と隣接する足洗潟公園内の敷地の一部を、活用提案が可能な区域（提案可能区域）とし、売却対象物件と同公園との一体的な土地利用も視野に入れた提案を可能とします。

 ※　第1種住居地域は、住居の環境を守るための地域で、住宅、公衆浴場、老人ホーム、病院などのほか、3,000㎡以下の店舗、事務所、ホテルなどが建てられます。

　※　売却対象物件は全て買い受けるものとし、一部だけを買い受けたり、提案可能区域のみを借り受けたりする提案は行えませんので、ご注意ください。
　　　売却対象物件①における既存建物等は市負担により解体するため、更地での引渡しが前提となります。その上で、事業の実施に必要な施設整備等を事業者の負担により実施していただきます。　

３　売却等の条件

　(1) 売却対象物件（①＋②＋③）の最低売却価格
　　　28,689,000円

　(2) 足洗潟公園の活用
　　ア　利用可能面積（例）
　　　・　温水利用型健康運動施設（都市公園法第5条に基づく設置許可）
　　　　　最大5,500㎡（建築面積）　※容積率200％
　　　・　社会福祉施設（都市公園法第7条第2項に基づく占用許可）
　　　　　最大4,500㎡（敷地面積）　※容積率200％、建ぺい率60％
　　　※　許可期間は10年（更新可）
　　イ　使用料（年額）
　　　　活用面積×1㎡当たりの土地の価格×5/100
　　　　※　公園利用者の利便性を高め、公園の賑わいの創出や地域の活性化に資するとき、または
　　　　　利用目的が公益事業の用に供すると認められるときは、5割を限度として減額した額とする。

４　スケジュール

　※　平成３１年４月以降に解体工事を行うため、物件の引渡しは平成３１年１０月以降になる見込みです。
　　　なお、スケジュールは、変更となる可能性もありますので、ご了承ください。

５　現地説明会への参加申込み（事前申込制）

　事業者公募への応募を希望される事業者向けに、現地説明会を開催します。参加は事前申込制です。参加を希望される場合は、公募要項をご確認の上、申込書を下記問合せ先へご提出ください。

６　質問及び回答

　○　応募登録に関する事前質問
　　受付期間：平成30年4月24日（火）から平成30年5月11日（金）まで（土・日・祝日を除く。）

　○　提案書類作成に関する質問
　　受付期間：平成30年5月25日（金）から平成30年6月11日（月）まで（土・日・祝日を除く。）