サウンディング型市場調査を実施します
札幌藻岩山スキー場は、1960年(昭和35年)に営業を開始した北海道内で屈指の歴史を誇るスキー場で、市民スキー場として親しまれています。市内スキー場の中では比較的小規模なスキー場ではありますが、ファミリーから上級者までが楽しめる変化に富んだ10コースがあり、澄んだ空気の中、札幌市内の夜景を見ながら滑るナイタースキーも人気です。また、現在はスキー専用であることから、スキー初心者にとって安心してスキーを楽しめる環境となっており、札幌市内の小中学生のスキー学習の場としても利用されています。
一方で、リフト利用延べ人数は1990年度(平成2年度)の約287万人をピークに減少傾向にあり、リフトやロッジ等の施設・設備の老朽化が進んでいます。また、現在、藻岩山スキー場は複数の事業者により運営がされており、経営資源が分散されているため事業者間の補完性が弱く、持続可能な運営体制への移行が必要な状況となっております。
これらの状況を踏まえ、札幌市では、藻岩山スキー場運営に意欲のある事業者による新運営体制を構築し、新たなニーズに対応したリフトやロッジ等の施設・設備のリニューアル、グリーンシーズンの活用、藻岩山展望台との連携に向けた検討など、ソフトとハード両面から藻岩山スキー場の魅力アップを図りたいと考えております。
そのため、藻岩山スキー場のコンセプトに基づいた新事業者による藻岩山スキー場運営体制や藻岩山スキー場の施設・設備等の所有・運営方法、新事業者の運営参入条件に対する民間企業の意見を確認し、令和6年2月以降に予定している事業者公募の内容を検討するため、「サウンディング型市場調査」を実施します。
参加対象
札幌藻岩山スキー場運営の実施主体となる意向を有する法人又は法人のグループで業種・業態を問いません。
調査事項
藻岩山スキー場の新運営体制移行(案)(別紙「藻岩山スキー場の新運営体制移行(案))および新事業者に期待する要件に対する意見・提案を求めます。なお、全ての項目に対して回答を求めるものではありません。
1.藻岩山スキー場の新運営体制移行案
(ア)新運営体制案に対する意見
(イ)新運営体制に向けた施設の所有・整備の基本的な考え方に対する意見
(ウ)その他参入しやすい事業スキームの提案
2.新事業者に期待する要件
(ア)藻岩山スキー場の運営コンセプトの遵守
(イ)リフト・北斜面ロッジの更新
(ウ)藻岩山スキー場南斜面の運営維持
(エ)ナイター営業の継続
(オ)藻岩山スキー場管理運営協議会への参加
(カ)株式会社りんゆう観光へのリフト維持管理に関する業務委託
現地見学会の開催(任意参加)
サウンディング調査を検討している事業者を対象に、当該施設の現地見学会を実施します。本見学会への参加を希望する場合は、様式1「現地見学会申込シート」に必要事項を記入し、申込先へ電子メールにて送付してください。
日時:11月20日(月曜日)午前または午後※2時間程度、参加事業者の多い時間帯で設定。雨天決行
場所:札幌藻岩山スキー場北斜面ロッジ2階RestaurantM’sNorte
(住所:札幌市南区藻岩下1991)
内容:札幌藻岩山スキー場の概要説明・質疑応答、リフトの現況説明、コースレイアウトの見学
※見学会は、札幌市担当職員に加え、現在のリフト事業者である株式会社りんゆう観光が対応します。
※見学会は申し込みをされた全ての事業者を対象とした合同見学会となります。
※令和5年度札幌藻岩山スキー場運営参入意向調査業務の受託者(有限責任監査法人トーマツ)の職員も同席します。
申込期間:令和5年11月10日(金曜日)午後5時まで
申込先:札幌市スポーツ局企画事業課:sports-kikaku@city.sapporo.jp
※なお、電子メール件名を【現地見学会申込】としてください
実施要領・説明資料
別紙「藻岩山スキー場新運営体制移行(案)」(PDF:2,936KB)
スケジュール
実施要領の公表 | 令和5年11月1日(水曜日) |
現地見学会の参加申込期限 | 令和5年11月10日(金曜日) |
現地見学会の開催(任意参加) |
令和5年11月20日(月曜日) ※サウンディングの実施と同時に見学会も可能 |
質問の受付期限 | 令和5年11月22日(水曜日) |
サウンディング参加申込期限 | 令和5年12月1日(金曜日) |
サウンディングの実施 | 令和5年12月4日(月曜日)から12月27日(水曜日) |
実施結果概要の公表 | 令和6年1月頃 |
事業者公募・事業者選定 | 令和6年2月~3月頃 |
公式ホームページ