大阪市では、大阪市社会福祉研修・情報センター別ウィンドウで開く(愛称:ウェルおおさか)の事業手法等について広く意見を求め、より効率的・効果的な事業運営を推進することを目的として、マーケットサウンディングを実施します。

 大阪市社会福祉研修・情報センター(ウェルおおさか)は、平成15年1月に設立し、社会福祉に関する各種情報の提供や、知識等の普及・啓発、ならびに社会福祉に携わる人材の確保・育成を図る取り組みを進めており、現在、指定管理者制度により運営しています。

 団塊の世代がすべて75歳以上となる2025年を目前にし、福祉・介護のニーズが高まるなか、それを担う人材の確保や育成は重要な課題となっており、当センターが担う役割もより一層大きくなっています。

 事業の実施に際しては、一方で、事業費の削減などのより効率的な運営を意識しつつも、市民に対するより活発な社会福祉の普及啓発を進めるとともに、喫緊の課題である福祉・介護人材の確保・育成に関しては、さらに強力な事業構築を行う必要があると考えています。

 そこで、平成31年度(2019年度)において、2020年度から2024年度(5年間予定)の次期指定管理者の選定を行うにあたり、当センターのよりよい事業運営に関して広く意見をいただき、募集要項作成等の参考とするため、マーケットサウンディングを実施します。 

意見聴取する内容

 主に次の点について意見を募ります。

  • インセンティブが働く事業費(利益)の設定方法
     指定管理者者が、新規事業の実施や収益性の向上など、より積極的に取り組むことができ、かつ業務代行料縮減につながる方策
  • 貸室事業の利用率向上策
     新たな利用者層を獲得するための方策や、効果的な周知方法
  • 施設の空きスペースの活用法
     空きスペースの有効活用策について、新規事業や民間企業等の誘致の可能性と、その場合に想定できる活用事例
  • より効果的な広報啓発・調査研究の手法
     福祉について、より多くの市民に興味を持っていただくための工夫・改善策や新しい事業案
  • 福祉人材の確保に向けた事業アイディア
     子育て世代や退職者層などの新規参入につながる事業案、市内の福祉施設等に勤務する外国人介護人材に対する支援策について人材定着・育成の観点に基づく事業案

 詳細は次の資料を参照ください。