【岩手県一関市】エネルギー回収型一般廃棄物処理施設の余熱を活用した園芸施設に関するサウンディング型市場調査

「エネルギー回収型一般廃棄物処理施設の余熱を活用した園芸施設に関するサウンディング型市場調査」を実施します。　

1　趣旨

　一関市及び平泉町から排出される可燃ごみの処理を行っている一関清掃センターごみ焼却施設および大東清掃センターごみ焼却施設の設備・装置の老朽化が進行してきていることから、当該施設の管理・運営を行っている一関地区広域行政組合では、「エネルギー回収型一般廃棄物処理施設整備計画」を策定し、新たな施設の整備を計画しています。

　一方、一関市では基幹産業である農業を維持し、さらに発展させるため、農業従事者の減少と高齢化が進む中、新たな担い手の育成・確保に取り組んでおり、また農林業の6次産業化や農商工連携による高付加価値商品の開発や販路拡大による販売面での支援など、農業振興に取り組んでいます。

　こうした中で、エネルギー回収型一般廃棄物処理施設から発生する熱エネルギー（以下「余熱」という。）を園芸施設に活用することで、資源循環型農業の実践を目指し、様々な視点から農業の振興へつなげていくための取組を検討しています。

　ついては、エネルギー回収型一般廃棄物処理施設に隣接する農地を余熱活用エリアと仮定し、民間事業者の皆様から広く意見や提案を求め、対話を通じて、余熱を活用した園芸施設の建設および運営にかかる市場動向やアイデアを把握するため、サウンディング調査を実施します。

2　ご提案いただきたい内容（サウンディングの内容）

　民間の有する知識および見地・技術により、余熱活用エリアにおける余熱を活用した園芸施設の建設、運営の市場性や最適な整備・導入・運営方法等について調査を行います。

　以下の点について意見を募集し、今後の事業計画の具体化につなげていきます。

(1)　事業の実現性について

　(1)　余熱の利用方法

　(2)　園芸施設の建設イメージ（規模・配置等）

　(3)　用地の確保や整備に関するアイデア

(2)　その他

　(1)　整備に関するスケジュール

　(2)　事業への参加意欲

　(3)　事業実施にあたっての課題等

3　参加方法・参加資格

　サウンディング型市場調査実施要領を確認してください。

4　スケジュール

　　サウンディング調査のスケジュール

日程（予定）	内容
令和5年5月19日（金）正午	参加申込み締切
5月22日（月）～6月2日（金）	対話・意見交換の実施
6月中旬～下旬	実施結果概要等の公表